「出来たっ!」
リエが小さな声を上げた時にはもう外は夕暮れ。
さなえはうっかり居眠りしてます。
リエは慌ててさなえを起こします。
「んー・・・・・?」
さなえは小さく伸びをして、ケーキを見て微笑みました。
「行くわよ」
そう言ったリエの目はキラリと光ったような気がした、とさなえは心で思いました。
「「ただいま〜」」
玄関からは2人の青年が入ってきます。
紫の帽子がレオという名前で、
青の帽子がスギという名前です。
「「おかえり〜v」」
リエとさなえはニッコリ笑って迎えました。
「もう今日は大変だったよ。追っかけについて来られちゃってさー」
レオは苦笑してリビングの椅子に座ります。
「そーそー。レコーディングだけでも精一杯なのに。」
溜息混じりにそう言ってスギも隣の椅子に座ります。
「そんな2人の為にケーキ作ったのーv」
微笑んでさなえは口を開きます。
「じゃあ取って来るから待っててねv」
リエはリビングを出た後、くくくと笑ってキッチンへ向かいました。
そしてちょっとした後。
「これで・・・・これで良し!」
リエは小さく呟いてリビングへ向かいます。
「皆ー!お待た……っあー!」
べちゃ。
どっかーん。
それからカフェにはMZDの怒りがリエに集中したという。
+完+
後書き+++
二話という短い中応援有難う御座いました(ぇ
うーん・・・続けても良かったのかしら。。。。?(ぁ
++管理人感想++
紫陽花サマ素敵小説ありがとうございました〜!
黒オーラが・・・ビンビンですんごい嬉しかったですv
説教を舌打ちしながら聞いてそうなリエ様が目に浮かびます
|